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再審請求中に執行されたと、大きなニュースになった今回の西川死刑囚の刑執行。
なぜ、確定した刑を執行して問題なのか、問題視されるのかは警察、検察、裁判所など司法関係者がよく考えるべきだ。 再審請求中ということは本人は罪を認めていないということになる。 これだけでは、ただ否認を続ける犯人と同じだが、一般人はそうは受け止めない。 「再審請求中=冤罪の可能性」 この認識があるから冤罪被害者を殺してしまってはいけない、と感じるのだろう。 「西川死刑囚が冤罪被害者かもしれない、真犯人は別にいるかもしれない。でも真犯人なのかなぁ、たぶんそうだ。」 みんな、こんなもやもやした状態だ。 これすなわち、警察による捜査から裁判の判決に至るまでの過程が信用されていないことによるだろう。 事実、科学的に検証に基づいて再審請求後に無罪になった事件は少なくない。その過程で取り沙汰されるのは警察による「筋書き」ありきで自白強要型の捜査体制と、自白重視の検察、裁判所の姿勢だ。 日本で生まれ育った者にとって、この一連の刑事訴追の過程は当たり前だが変わることがないことであり、また、自分が間違って逮捕されたら同様の過程を経て有罪になる可能性があることは想像に難くないと、理解しているだろう。 つまり、今回のニュースが大きく伝えられたのは司法が信用されていないことの裏返しだ。 法治国家に生きるものとして、有権者(=主権者)として信用できる司法を作っていく必要があると感じる。
by the-other-side
| 2017-07-14 06:53
| 社会
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